底冷えのする朝だ。 ストールをガチガチに巻いて、誰もいない静かな街を急ぐ。 人気の少ないコンビニでミルクティーを買い、久しぶりに触れる自動券売機で米原までの切符を買う。上りホームでは白色照明がサラリーマンを煌々と照らしている。やがてやってき…
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